「痩せたら付き合う」言葉が導いた過酷なダイエットと自己再生
「街で遊んでたら友達だけナンパされる」女子高生だった吉野なお(39)が80kg→47kgの“過酷ダイエット”にハマった意外なきっかけ
目次
- 1: 80kgから47kgへ。“選ばれない私”が過酷ダイエットにのめり込んだ理由
- 2: もしも「痩せなくてもいい」と言われていたら(ないない?)
- 3: この話題についてネットの反応は?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
80kgから47kgへ。“選ばれない私”が過酷ダイエットにのめり込んだ理由
吉野なおさん(39歳)は、かつて体重80kgから47kgへの減量を果たした自身の体験を明かしました。高校時代、16歳年上の男性から「痩せたら付き合う」と言われたことがきっかけで、過酷なダイエットにのめり込んだといいます。
背景には、幼い頃からの体型コンプレックスや他者の言動による自己否定感の強化がありました。思春期には、友人だけがナンパされる、自分の写真を送ると反応が変わるといった経験が重なり、「太っている私は選ばれない」という感覚が根深く残ったとのことです。その結果、極端な食事制限と運動により体重は減りましたが、心身のバランスは崩れていきました。
この経験は、容姿重視の価値観が若者の自己肯定感に与える影響を物語っています。
今後は、外見にとらわれない多様な価値観の浸透や、若者が安心して自分を肯定できる社会環境づくりが求められます。
もしも「痩せなくてもいい」と言われていたら(ないない?)
もしも、あのとき「痩せたら付き合う」ではなく、「そのままの君が好きだ」と言われていたら——。高校の帰り道、制服姿で笑い合う二人が夕暮れの街角に溶け込んでいたかもしれません。無理な食事制限も、孤独なウォーキングもなかった未来。代わりにあったのは、自分を少しずつ好きになっていく時間と、誰かに肯定される安心感。そんな世界線があったなら、彼女の青春はどんな色をしていたでしょう。
こんな展開が現実になったら、ちょっと感動的ですよね。
この話題についてネットの反応は?
ポジティブ派
吉野さんの体験、すごくリアルで胸に刺さった。外見だけで判断される社会ってやっぱりおかしいよね。
“痩せたら付き合う”なんて言葉に負けず、今は自分らしく生きてるのが本当にかっこいい。
プラスサイズモデルとしての活動、勇気をもらえる。私も自分の体を大事にしたいと思った。
ネガティブ派
結局“痩せたら付き合えた”って話で、外見重視の構造は変わってない気がする。
極端なダイエットを美談にするのは危険。真似する若い子が出ないか心配。
“痩せたら幸せになれる”って幻想を強化してない?もっと健康面のリスクも伝えてほしい。
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここからはスタジオに戻って、私、ふもとあさとがお届けいたします。さて琳琳さん、先ほどご紹介した吉野なおさんのエピソード、なかなか心に響きましたねぇ。
はい。高校時代の「痩せたら付き合う」というたった一言が、彼女のその後の生き方に大きく影響したという点、リスナーの皆さんもきっと考えさせられたのではないでしょうか。最終的にはプラスサイズモデルとしてご自身の価値を見いだされましたが、その道のりは決して平坦ではなかったようです。
補足します。心理学の研究によると、青年期における外見重視の経験は、長期的な自己評価の形成に大きな影響を与えることが確認されています。特に恋愛経験を通じた“比較”や“拒絶”の記憶は、身体イメージや自己受容に関連するリスク要因とされています。
まとめ
容姿にとらわれず、誰もが自分を肯定できる社会とは。彼女の歩みは、いま私たちが見直すべき価値観を静かに問いかけています。
