“かわいい”が未来を脅かす?子どもの顔出しSNS投稿のリスク
“かわいいわが子”の顔出しSNS投稿、どう思う?「デジタルタトゥー」の完全には消せない怖さ
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d3c4bd7bd41c47f098125b3e2a1056260d9dbed
目次
- 1: “かわいいわが子”の顔出しSNS投稿とデジタルタトゥー問題
- 2: もしも、子ども時代のSNS投稿が面接で映し出されたら?(ないない?)
- 3: この話題についてネットの反応は?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
“かわいいわが子”の顔出しSNS投稿とデジタルタトゥー問題
子どもの顔写真をSNSに投稿する「シェアレンティング」が広がる一方で、将来のプライバシー侵害につながるデジタルタトゥーのリスクが指摘されています。ITジャーナリストの高橋暁子氏は、親の善意や育児の孤独が背景にある投稿でも、子どもの肖像権を侵害する可能性があると警鐘を鳴らしています。
この問題の背景には、核家族化や育児の孤立化があり、SNSが喜びや悩みを共有する場として機能している現状があります。しかし、ネット上に公開された写真や情報は簡単には削除できず、将来の子どもが不利益を受ける恐れがあります。実際に、親の投稿に対して子どもが訴訟を起こしたり、写真が悪用された事例も報告されています。
今後は、子どもの肖像権保護に関する法整備の動向や、親のSNSリテラシー向上が重要な課題となります。フランスではすでに該当する法律が制定されており、日本でも同様の議論が進む可能性があります。社会全体として、投稿する前に「誰のための発信か」を見直す意識が求められます。
もしも、子ども時代のSNS投稿が面接で映し出されたら?(ないない?)
もしも、就職面接の場で「この写真、あなたですよね?」と、幼少期のSNS投稿がスクリーンに映し出されたら——。おむつ姿で笑う自分、親の投稿に添えられた#育児疲れのタグ。面接官は冗談めかして笑うが、本人は顔をこわばらせる。かつての無邪気な投稿が、未来の評価に影を落とす。そんな映画のような瞬間が、現実に起こるかもしれません。こんな展開が現実になったら、ちょっと怖いですよね。
この話題についてネットの反応は?
ポジティブ派
育児って孤独だから、SNSで共感してもらえるのは本当に救いになる。誰かに“かわいいね”って言ってもらえるだけで頑張れる。
子どもの成長記録としてSNSを使ってる。鍵アカウントで信頼できる人だけに見せてるから問題ないと思う。
親の気持ちもわかる。一概に“悪”と決めつけるのは違うと思う。
ネガティブ派
子どもが将来嫌がったらどうするの?“かわいい”だけで済まされない問題だと思う。
SNSに載せた写真の悪用リスクをもっと真剣に考えるべき。親の承認欲求のために子どもを使うのは違う。
デジタルタトゥーって言葉、まさにその通り。一度出したら消せないって怖すぎる。
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここからはいつものスタジオに戻って、私、ふもとあさとと――
アシスタントの琳琳です。よろしくお願いします!
ワン!お呼びでしょうか、ふもとさん。専門家モードでお答えいたします。SNSにアップされた写真は検索エンジンにも拾われ、AIによる顔認識や画像解析にも利用されることがあります。情報の削除が困難なため、投稿前にリスクを見極めるリテラシーが社会全体に求められているのです。
まとめ
SNS時代の育児には、共感や孤独の癒しと同時に、子どもの権利を守る視点が不可欠です。投稿前に立ち止まる意識が、未来を守る第一歩となります。

