7月5日「大災害予言」騒動の真相と私たちが学ぶべきこと

7月5日「大災害」予言とは何だったのか 「予言の時間」「地球滅亡」トレンド入り...SNSではネタ投稿も

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee7079fa75633e91d153ecdb5ea679d56257bf44

SNSで拡散された「2025年7月5日に大災害が起きる」という予言は、結果的に何も起こらず終わったが、多くの人々の行動や心理に影響を与えた。

目次

  • 1: 2025年7月5日の「大災害予言」とその社会的影響
  • 2: もしも予言の時間に本当に緊急地震速報が鳴っていたら?(ないない?)
  • 3: この話題についてネットの反応は?
  • 4: ふもとあさとの読むラジオ

2025年7月5日の「大災害予言」とその社会的影響

2025年7月5日午前4時18分に「大災害が起こる」という予言がSNS上で話題となりましたが、当日は何事もなく過ぎ去りました。この予言は、漫画家・たつき諒氏が1999年に出版した『私が見た未来』に端を発し、2021年の完全版で「2025年7月に壊滅的な津波が来る夢を見た」と記されたことから注目を集めました。

この予言はSNSや動画サイトを通じて拡散し、特に6月下旬に鹿児島県・トカラ列島近海で群発地震が発生したことで不安が広がりました。一部では「トカラの法則」と呼ばれる俗説と結びつけられ、訪日旅行のキャンセルや観光客の減少といった経済的影響も見られました。気象庁は「科学的根拠のないデマ」として繰り返し否定しましたが、SNSでは避難を宣言する投稿も相次ぎました。

結果的に予言は外れましたが、「何も起きなくてよかった」という安堵の声とともに、「災害への備えの重要性」を再認識する声も広がりました。今回の騒動は、過去の「ノストラダムスの大予言」「マヤ暦終末論」と同様に、科学的根拠のない情報が人々の心理や行動に与える影響を示す事例となりました。

今後は、こうした予言や噂に対して冷静な情報リテラシーを持つこと、そして現実的な災害対策を日常的に行うことの重要性が一層問われるでしょう。

もしも予言の時間に本当に緊急地震速報が鳴っていたら?(ないない?)

もしも、2025年7月5日午前4時18分、誰もが「何も起きない」と思っていたその瞬間に、突如として緊急地震速報が鳴り響いていたら――。スマホの画面が赤く点滅し、地下鉄が止まり、コンビニの店員が手を止めて空を見上げる。SNSは一瞬で沈黙し、誰もが「まさか」と息を呑む。予言はただの偶然か、それとも…。その後、何も起きなかったとしても、あの一瞬の緊張感は人々の記憶に深く刻まれるでしょう。こんな展開が現実になったら、ちょっと怖いけれど、映画のようでゾクッとしますよね。

この話題についてネットの反応は?

ポジティブ派

7月5日の予言外れたね。何も起きなくて良かった!でも地震とかの備えは日頃やっとかなくちゃね

せっかくだから予言の時間に『最後の1本か……』をやってみたけど、ただ深夜にタバコ吸ってるだけになった(笑)

こういう話題で防災意識が高まるなら、ある意味で意味があるのかも

ネガティブ派

たつき諒本人が『夢見た日と災害日は別』って言ってるのに、みんな独自解釈で盛り上がりすぎ

旅行キャンセルしてまで避けた人、今どんな気持ちなんだろう

こういう予言に振り回されるの、もうやめようよ。科学的根拠ゼロなんだから

ふもとあさとの読むラジオ

あさと

さあ、お聴きいただきましたのは、7月5日の「大災害予言」にまつわる特集でした。いやぁ、まるで映画のワンシーンみたいな想像、ゾクッとしましたねぇ。

琳琳

本当にそうですね、あさとさん。SNSでは「何も起きなくてよかった」という声が多かった一方で、旅行をキャンセルした方や、過度に不安を感じた方もいたようです。予言の発端は、漫画家・たつき諒さんの夢に基づくもので、科学的な根拠はなかったんですが、鹿児島・トカラ列島の群発地震などもあって、不安が広がったんですね。

あさと

うんうん、わかるよ。人間って「何かが起きるかも」っていう不確かな情報に、つい心が揺れちゃうんだよね。でも、こういうときこそ冷静に、正しい情報を見極める力が問われるってことだよね。

琳琳

はい。ただ、こうした話題をきっかけに「防災意識が高まった」という声もありました。何も起きなかったからこそ、備えの大切さを改めて感じた方も多かったようです。

あさと

そうそう、「何も起きない」が一番ありがたいんだよ。でも、せっかくだから、ロンにも聞いてみようか。ロン、今回の“予言騒動”って、どう受け止めた?

ロン

ワン!呼ばれて飛び出てロン登場!
今回の件、AI的に見ると「情報の拡散速度」と「人間の集団心理」が非常に興味深かったワン。SNSでは、科学的根拠がない情報でも、感情を刺激する内容は一気に拡散されやすいんだ。特に「不安」や「恐怖」は、拡散の燃料になりやすいワン。

あさと

なるほどねぇ。ロン、まるで心理学者みたいだな(笑)。でも、確かに「不安」って、時に人を動かす大きな力になるもんなぁ。

琳琳

そうですね。でも、ロンが言うように、私たち一人ひとりが「これは本当に信じていい情報なのか?」と立ち止まって考えることが、これからますます大事になってきますね。

あさと

うん、まさに「情報の防災訓練」ってやつだね。さて、次のコーナーでは、そんな“備え”に役立つ最新の防災グッズをご紹介します。琳琳、よろしく!

琳琳

はい、続いては「琳琳の暮らしアップデート」。今回は、停電時にも安心な“あるアイテム”をご紹介しますよ!

まとめ

予言は外れたが、防災意識の高まりや情報リテラシーの重要性を再認識する機会となった。冷静な対応が今後ますます求められる。

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