国交省がマインクラフト参戦 土木技術とゲームがつなぐ未来
マインクラフト、国土交通省の出先機関が続々「参戦」 〝リアル〟土木プロの測量、土木職ならではの完成度
https://news.yahoo.co.jp/articles/9668f5b01185c8da19db837abd7b5db930736e08
目次
- 1: マインクラフトに“リアル土木”が参戦 国交省の新たな試み
- 2: もしも「マインクラフト上の都市」が現実の都市計画に採用されたら?(ないない?)
- 3: この話題についてネットの反応は?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
マインクラフトに“リアル土木”が参戦 国交省の新たな試み
国土交通省の地方整備局や河川事務所が、人気ゲーム「マインクラフト」を活用し、実在する土木施設や国営公園を仮想空間上に再現する取り組みを進めています。測量や設計に携わる土木職員が専門知識を活かして制作したワールドデータは、SNSでも注目を集めています。背景には、建設業界の人材不足や、若年層への技術普及という課題があります。
背景・経緯
この取り組みは、建設現場のデジタル化を推進する「i-Construction」や「インフラDX」の一環として行われています。たとえば、四国地方整備局は香川県の国営讃岐まんのう公園を、関東地方整備局は荒川調節池をマインクラフト上に再現。スマートフォンのLiDARスキャナーで取得した3D点群データをもとに、現実の構造物に近いブロックを選び、地下構造まで忠実に再現するなど、土木職ならではのこだわりが光ります。これにより、完成イメージの共有や合意形成の迅速化も期待されています。
意義と今後の注目点
この試みは、子どもたちや一般市民に土木技術への関心を持ってもらう「インフラツーリズム」の一環でもあり、教育や地域活性化の可能性も秘めています。今後は、洪水時の水の動きなどをゲーム内で可視化することで、防災教育や公共事業の理解促進にもつながると見られています。マインクラフトという親しみやすいツールを通じて、公共インフラと市民の距離を縮める新たなアプローチとして注目されます。
もしも「マインクラフト上の都市」が現実の都市計画に採用されたら?(ないない?)
もしも、マインクラフトで再現された仮想の街が、そのまま現実の都市計画に採用されたら? 市民がゲーム内で自由に設計した公園や防災施設が、住民投票で選ばれ、実際に建設される。子どもが作った遊具広場が地元のランドマークになり、災害時には仮想空間で避難訓練が行われる。そんな「ゲーム発のまちづくり」が当たり前になったら、都市はもっと人に優しく、創造的な場所になるかもしれません。こんな展開が現実になったら、ちょっと感動的ですよね。
この話題についてネットの反応は?
ポジティブ派
国交省のエリートがマイクラガチでやってるの、普通に尊敬する
子どもたちが土木に興味を持つきっかけになるのは素晴らしい
合理的な広報活動だと思う。完成イメージが見えるのは大きい
ネガティブ派
税金で遊んでるって言われないか心配
どういう経緯で作ったのか、もっと説明が欲しい
YouTubeのコメント欄を閉じてるのは不信感ある
ふもとあさとの読むラジオ
さて、ここからはスタジオに戻りまして、私たちのトークパートです。あさとさん、マインクラフトと国交省のコラボ、いかがでしたか?
いや〜、驚いたねぇ。昔は「ゲームばっかりやってないで外で遊びなさい」なんて言われたもんだけど、今やそのゲームで国のインフラを学ぶ時代だもんね。時代は変わったなぁ。
そうなんです。今回の取り組みでは、国土交通省の地方整備局が、実際の公園や河川施設をマインクラフトで再現しているんです。しかも、測量データを活用して、地下構造まで忠実に作っているというから本格的です。
うんうん。子どもたちが遊びながら土木に興味を持てるっていうのは、教育としてもすごくいいと思うよ。だけど一方で、「税金で遊んでるのか?」なんて声もあるみたいだね。
そうですね。SNSでは「面白い」「教育的価値がある」といった声が多い一方で、「費用対効果は?」とか「もっと説明が必要では?」という意見もありました。
なるほどねぇ。じゃあ、ここでちょっとロンに聞いてみようか。ロン、今回の取り組み、技術的にはどうなんだい?
はい、あさとさん。今回のプロジェクトでは、スマートフォンのLiDARスキャナーを使って3D点群データを取得し、それをもとにマインクラフト上で構造物を再現しています。これは「i-Construction」や「インフラDX」といった国のデジタル化政策の一環で、実務的にも意義のある取り組みです。
おお、さすがロン。専門家モードだね。じゃあ、ロン、もしこの流れがもっと広がったら、どんな未来があると思う?
たとえば、住民がマインクラフト上で街づくりに参加し、そのアイデアが実際の都市計画に反映されるようになるかもしれません。災害時の避難訓練も仮想空間で体験できるようになれば、防災教育にも役立ちますね。
それって、まさに「ゲーム発のまちづくり」ですね。子どもたちのアイデアが現実の街に反映されるなんて、夢があります。
うん、夢があるし、ちょっと感動的だよね。だけど、夢だけじゃなくて、ちゃんと現実の制度や予算とも向き合わなきゃいけない。そのバランスが大事だなぁ。
その通りです、あさとさん。技術と市民参加、そして行政の透明性。この三つがうまくかみ合えば、未来のインフラはもっと開かれたものになるでしょう。
よし、じゃあ次のコーナーでは、実際にマインクラフトで再現された「まんのう公園」のワールドを体験した人の声をご紹介します。お楽しみに!
まとめ
ゲームと行政の融合は、次世代のまちづくりや市民参加の新たな可能性を示しています。今後の展開に注目です。

