朝ドラ『あんぱん』第71話に視聴者困惑、感情の行方はどこへ?
『あんぱん』もう何もわからない
目次
- 1: NHK朝ドラ『あんぱん』第71話に視聴者困惑の声、「もう何もわからない」と話題に
- 2: もしも面接会場で“雑誌創刊”が始まったら?(ないない?)
- 3: この話題についてネットの反応は?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
NHK朝ドラ『あんぱん』第71話に視聴者困惑の声、「もう何もわからない」と話題に
NHK連続テレビ小説『あんぱん』の第71話(2025年7月7日放送)が、視聴者の間で「筋はわかるのに感情がわからない」と困惑を呼んでいます。特に、主人公のぶ(今田美桜)と幼なじみの嵩(北村匠海)の再会や、嵩の新聞社入社試験の描写に対し、「キャラクターの行動に一貫性がない」「感情の流れが唐突」といった声が上がっています。
背景と意義
この混乱の背景には、ドラマが史実に基づく後半戦に突入したことが関係しています。『あんぱん』は「アンパンマン」の生みの親・やなせたかし氏とその妻・小松暢さんの半生をモデルにしており、戦後の混乱期から「逆転しない正義」を模索する姿を描いています。第71話では、嵩が新聞社の入社試験を受ける場面や、のぶとの再会、そして「世界一面白いものを作りたい」という夢を語る場面が描かれましたが、視聴者からは「動機が唐突」「感情の積み重ねが感じられない」といった批判が寄せられました。
このような反応は、視聴者が登場人物の内面や関係性に共感しながら物語を追ってきたからこそ生まれるものです。特に朝ドラは、日々の積み重ねで感情移入を促す形式であるため、急展開や説明不足があると違和感が強くなります。今作では「逆転しない正義」という哲学的テーマを扱っており、それを視聴者にどう伝えるかが今後の鍵となります。
今後の注目点
- 嵩が新聞社でどのように「正義」を描いていくのか
- のぶとともにどんな価値を社会に届けていくのか
- 視聴者の混乱をどう物語の中で回収し、「アンパンマン誕生前夜」へとつなげていくのか
もしも面接会場で“雑誌創刊”が始まったら?(ないない?)
もしも、のぶと嵩が新聞社の入社試験会場で再会したあの瞬間、嵩がその場で「のぶと一緒に雑誌を作りたい」と即興で語り出していたらどうなっていたでしょうか。面接官たちは一瞬戸惑いながらも、その熱意に心を動かされ、予定外の創刊企画プレゼンが始まる。のぶは驚きつつも、机の上にあったメモ帳に「月刊くじら」の構想を走り書きし、2人は即席のチームとして夢を語り合う——まるで映画のワンシーンのように。
もしそんな情熱が採用の決め手になったら、現実の就職活動も少しは面白くなるかもしれません。こんな展開が現実になったら、ちょっと感動的ですよね。
この話題についてネットの反応は?
ポジティブ派
八木さん、中国語もできるとか有能すぎる!何者なんだ…ますます気になる
嵩とのぶの再会、泣いた。『死んでいい命なんてない』ってセリフ、胸に刺さった
“逆転しない正義”ってテーマ、今の時代にも響く。朝ドラでここまで深い問いを投げかけてくるとは
ネガティブ派
のぶの言動が正論すぎて、逆に冷たく感じる。嵩がかわいそう
感情の流れが唐突すぎてついていけない。展開が早すぎるのでは?
視聴者に説明を委ねすぎ。もう少し感情の積み重ねを丁寧に描いてほしい
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、というわけでお届けしてまいりました『あんぱん』第71話の特集、いや〜、なかなか濃い内容でしたねぇ。琳琳ちゃん、SNSでもいろんな声が上がってるようで。
はい、あさとさん。ポジティブな意見では「嵩とのぶの再会に涙した」とか、「逆転しない正義というテーマが今の時代に響く」といった声がありました。一方で、「感情の流れが唐突」「のぶの言動に共感できない」といった戸惑いの声も多く見られました。
うんうん、わかるなぁ。私も見てて「えっ、そこでそう来る?」って思った場面、正直ありましたよ。でもね、あの“説明しすぎない”感じが、逆に想像力を刺激するっていうか。朝ドラって、毎朝の積み重ねで心が動くものだから、ちょっとした違和感も大きく感じるんでしょうね。
そうですね。特に今回は、戦後の混乱期という時代背景もあって、登場人物の選択や感情が現代の感覚とはズレて見える部分もあるかもしれません。
そうそう。で、私が気になったのは、嵩が新聞社の面接で「世界一面白いものを作りたい」って言ったあの場面。あれ、もし本当にその場で雑誌創刊の話が始まってたら…って、ちょっとワクワクしません?
まるで映画のワンシーンみたいですよね。実際にそんな面接があったら、就活ももっとドラマチックになるかも…?
ねぇ、ロン。君だったら、あの場面どう見る?
はい、あさとさん。私は“リスナー代表モード”でお答えしますね。あの場面、嵩の情熱は確かに伝わりましたが、のぶの反応がやや抑制的だったことで、視聴者の感情が置いてけぼりになった印象もあります。もし彼女がもう一歩踏み込んで「一緒にやろう」と言っていたら、物語のテンポも印象も大きく変わっていたかもしれません。
おお〜、さすがロン。冷静だけど、ちゃんと人の気持ちも汲んでるねぇ。
ロンは感情の機微にも強いんですね。私より繊細かも…(笑)
ははは、それは言いすぎだよ。でも、こうしていろんな視点でドラマを振り返ると、見逃してた面白さが見えてくるもんですねぇ。
ちなみに、次回の放送では嵩の新聞社での初仕事が描かれる予定です。視聴者の混乱をどう物語の中で回収するか、注目ですね。
ありがとう、ロン。というわけで、皆さんもぜひ、明日の『あんぱん』もお見逃しなく!それではこのあと、リスナーからのお便りコーナーにまいりましょう!
まとめ
物語は後半戦へ。視聴者の違和感をどう回収し、アンパンマン誕生へつなげるかが注目される。


