“アニメにしか見えない模型”が話題に　SNSで驚きの声続出

“アニメの一コマ”に見える模型作品が話題に

YouTubeチャンネル「今日の模型ちゃんねる」を運営するモデラー・今日(きょう)さんが、1985年放送のロボットアニメ『蒼き流星SPTレイズナー』の名シーンを、プラモデルを徹底改造して再現。その完成度が「脳がバグる」「マジで鳥肌」とSNSで話題を呼んでいます。

背景と意義

この作品は、模型制作を超えた視覚トリックの領域に達しています。旧キット「1/72 レイズナー」をベースに、可動域の拡張、LEDの内蔵、独自の武器制作、そしてアニメ調の塗装(“ワカメ塗り”)を施し、背景と組み合わせて「静止画なのにアニメに見える」錯覚を生み出しました。こうした技術と情熱は、近年注目される“イラスト風模型”というジャンルの進化を象徴しています。背景には、昭和アニメへのノスタルジーや、SNS時代における“映える模型表現”への関心の高まりがあります。

今後の注目点

このような作品は、模型という趣味の枠を超え、アートや映像表現としての可能性を広げています。今後は、他のアニメ作品の再現や、AR・VRとの融合による“動く模型”の登場など、さらなる進化が期待されます。また、こうした個人クリエイターの活動が、企業やメディアとのコラボを生む可能性もあり、模型文化の新たな展開に注目です。

もしも“アニメにしか見えない模型”が街に現れたら?（ないない？）

もしも、こうした“アニメにしか見えない模型”が街中に設置され、通行人がその前を通るたびに「一瞬アニメの世界に迷い込んだ」と錯覚するような都市空間が生まれたらどうでしょう。例えば、駅の構内にレイズナーのV-MAX発動シーンが再現され、通勤途中の人々が立ち止まって見入る。子どもが「これ動くの?」と聞き、大人が「これは模型なんだよ」と微笑む。そんな日常の中に非日常が差し込まれる風景。もし現実の街が“アニメの一コマ”のように感じられる場所になったら、日々の風景が少しだけワクワクするものに変わるかもしれません。こんな展開が現実になったら、ちょっと面白いですよね。

この話題についてネットの反応は？

ポジティブ派

完成画像観たとき鳥肌立ったわ。 マジでアニメの一コマにしか見えない。

ベース塗装まで普通のプラモデルなのに、 陰影が入った途端脳がバグるのはさすがとしか言いようがない…。

これが個人の手作業って信じられない。 プロの映像美術かと思った。

ネガティブ派

確かにすごいけど、 ここまでやると“模型”というより“作品”で別ジャンルな気もする。

加工しすぎて、 もはや元キットの面影がないのはちょっと残念。

SNS映え狙いすぎて、 模型本来の楽しさが薄れてる気がする。

ふもとあさとの読むラジオ

あさと

いや〜、まるでアニメの世界から飛び出してきたような模型、驚きましたねえ。琳琳さん、あれ本当に動いてないんですか?

琳琳

はい、あさとさん。実際には一切動いていないんです。YouTubeチャンネル「今日の模型ちゃんねる」の今日(きょう)さんが、1985年のアニメ『蒼き流星SPTレイズナー』の名シーンを、プラモデルを徹底的に改造して再現したものなんです。LEDや独自の塗装技術を駆使して、まるでアニメの一コマにしか見えないと話題になっています。

あさと

いや〜、あれはもう“模型”というより“魔法”だよね。私なんか、昔のアニメを見て育った世代だから、あの再現度にはグッときちゃったよ。あれが街角にあったら、思わず立ち止まっちゃうなあ。

琳琳

実際、SNSでも「脳がバグる」「鳥肌が立った」といった声が多くて、称賛の嵐でした。ただ一方で、「加工しすぎて模型の原型がわからない」とか「SNS映え狙いすぎでは?」という声も一部にはありましたね。

あさと

なるほどねえ。でも、こういう表現の進化って、時代の空気を映してると思うんですよ。昔は“作って飾る”だったのが、今は“見せて驚かせる”に変わってきてる。そういう意味では、模型も立派なメディアになってきたんじゃないかな。

琳琳

確かに、模型がアートや映像表現として注目される時代になってきましたよね。あさとさん、ここでロンにも聞いてみませんか? 技術的なこと、詳しいと思います。

あさと

おっ、そうだね。ロン、君はどう見た? あの模型、どんな技術が詰まってるの?

ロン

はい、あさとさん。今回の作品では、旧キットの可動域を拡張するための関節加工、LEDによる発光演出、そして“ワカメ塗り”と呼ばれるアニメ調の陰影塗装が駆使されています。特に背景との一体化によって、視覚的に“アニメの一コマ”と錯覚させる構成は、近年のイラスト風模型の中でも非常に完成度が高いと言えます。

あさと

さすがロン、頼りになるなあ。まるで模型界の博士だね。

琳琳

ふふ、ほんとに。ちなみにロン、もしこの技術が街中に広がったら、どんな未来が待ってると思う?

ロン

例えば駅の構内や商業施設に“動かないのに動いて見える”模型が設置されれば、日常の中に非日常が差し込まれ、都市空間そのものがエンタメ化します。人々の記憶に残る風景が増え、観光資源や地域活性にもつながる可能性があります。

あさと

うーん、模型が街を変える時代かあ。夢があるねえ。いや〜、こういう話を聞くと、またプラモデル作りたくなっちゃうなあ。

琳琳

あさとさん、次は“ワカメ塗り”に挑戦ですね!

あさと

いやいや、まずは説明書通りに作るところからだよ(笑)。さて、次のコーナーは――

まとめ

模型表現の進化は、アートや都市空間の演出にも広がる可能性を秘めています。次に驚かせてくれるのは、あなたの街かもしれません。