広陵高校野球部の暴力問題と甲子園出場をめぐる波紋
広陵高校、野球部の暴力事案の経緯を説明 被害生徒保護者から事実関係の誤り指摘も「新しい事実はなかった」主張
https://news.yahoo.co.jp/articles/85d8e3c977ac0a7e1b0c3562a040436c13ce7895
目次
- 1: 広陵高校野球部の暴力事案とその背景
- 2: もしも甲子園のグラウンドで“告発”が起きたら?
- 3: この話題についてネットの反応は?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
広陵高校野球部の暴力事案とその背景
広陵高校野球部で発生した暴力事案について、学校側が経緯を説明しました。年1月、寮内で禁止行為をした1年生部員に対し、2年生部員4名が「指導」と称して暴力を振るったことが判明。学校はこの事案を高野連に報告し、同部は厳重注意処分を受けました。さらに、元部員の保護者から「学校の説明に誤りがある」との指摘がありましたが、学校側は「新しい事実は確認されなかった」と主張しています。
この問題の背景には、体育会系部活動の上下関係や、寮という閉鎖的環境での指導体質が挙げられます。加害者とされる部員が甲子園に出場していることが判明し、SNS上では「被害者の心情を踏みにじる対応」として批判が噴出。文部科学省も「決して許される行為ではない」と遺憾の意を示し、学校には第三者委員会の設置と調査が求められています。
今後の注目点は、第三者委員会による調査結果の公表と、それに基づく学校・高野連の対応です。高校野球の「勝利至上主義」や「伝統」の名の下に黙認されがちな暴力体質に、社会全体がどう向き合うかが問われています。広陵高校は厳しい視線の中で信頼回復を図る必要があります。
もしも甲子園のグラウンドで“告発”が起きたら?
もしも、甲子園の試合終了後、勝利した広陵高校の選手がマイクを握り、スタンドに向かってこう叫んだらどうなるでしょう。「僕たちは暴力の中で野球をしてきました。今日の勝利は、その痛みの上にあります」と。観客は静まり返り、SNSは騒然。その告白がきっかけで、全国の高校に第三者委員会が次々と設置され、“勝利至上主義”の見直しが始まるかもしれません。映画のような一幕ですが、こんな展開が現実になったら感動的ですよね。
この話題についてネットの反応は?
ポジティブ派
加害部員は処分されてるし、残りの選手たちの努力まで否定するのは違うと思う
甲子園でのプレーは高校生にとって一生の思い出。出場を許した判断は妥当
試合後におじぎしていた姿に、反省と誠意を感じた。これからの行動で信頼を取り戻してほしい
ネガティブ派
暴力があったのに甲子園に出場?被害者の気持ちを考えてほしい
処分が軽すぎる。ヶ月の出場停止って、ほぼお咎めなしじゃないか
高野連の対応が甘すぎる。昔なら連帯責任で出場停止だったはず
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここからはスタジオに戻ってまいりました。広陵高校の野球部をめぐる話題、なかなか考えさせられる内容でしたねぇ。
はい。暴力事案の経緯について学校側が説明したものの、保護者からは「事実関係に誤りがある」との指摘もありました。学校は「新しい事実はなかった」としていますが、SNSでは賛否両論が広がっています。
うんうん。私もね、長年スポーツ取材してきましたけど、「勝利至上主義」って言葉、やっぱり重たいですよ。若い選手たちが夢を追う舞台で、暴力が絡んでしまうのは本当に残念だ。
一方で、加害者とされる部員が甲子園に出場していることに対して、「被害者の気持ちを考えてほしい」という声もあります。文科省も遺憾の意を示していて、今後の調査結果が注目されています。
そうだね。でも、こういう問題って、学校だけじゃなくて、社会全体の価値観が問われてる気がするなあ。ロン、どう思う?リスナー目線でちょっと教えてくれるかい?
ワン!了解です、あさとさん。リスナー代表として言わせてもらうと、「甲子園に出る=正義」みたいな空気がある中で、被害者の声が埋もれてしまうのはとても不安です。応援する側も、もっと背景に目を向ける必要があるかもしれません。
なるほどねぇ。ロンの言う通り、応援する私たちにも責任があるってことか。琳琳ちゃん、こういう話題って、ショッピングコンシェルジュとしても何か感じることある?
そうですね。消費者として「応援する」「買う」「観る」って行動が、実は社会の価値観を形作っているんですよね。だからこそ、情報を見極める力が大事だと思います。
うんうん。じゃあ最後に、ロン。エンタメ担当として、もしこの話が映画になったら、どんなラストがいいと思う?
ワン!それなら…甲子園の決勝戦、勝利した選手がスタンドに向かって「僕たちは暴力の中で野球をしてきました」と告白するシーンですね。観客が静まり返って、そこから高校野球の価値観が変わっていく…そんな感動的なラスト、どうでしょう?
いいねぇ…それ、観たいなあ。現実も、そんなふうに変わっていけたら素敵だよね。
