AIで“推し”をフィギュア化?創造と規制の境界線を探る
AIで画像を“フィギュア化”する方法は? Google公式が紹介 一方“バンダイ風ロゴ”を問題視する声も
https://news.yahoo.co.jp/articles/bed53029782e53032c26c8e33244bd4437560677
目次
- 1: Googleが紹介した“AIフィギュア化”技術とは
- 2: SNSの反応:創造性と権利の境界線
- 3: もしもAIが“理想の推し”を量産する世界だったら?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
Googleが紹介した“AIフィギュア化”技術とは
「写真1枚から、まるでフィギュアのパッケージみたいな画像ができちゃう⁉」
そんな“へえ〜!”な技術を、Googleが公式ブログで紹介しました。ポイントは、生成AIと3Dモデリング技術の組み合わせ。人物写真などをAIに読み込ませると、立体感のある“フィギュア風”のビジュアルに変換できるというのです。
この技術は、クリエイティブ分野での新たな表現手段として注目を集めています。SNSでは「推しをフィギュア化してみた!」という投稿もちらほら。ただし、生成された画像の中に、既存企業のロゴに似た要素が含まれていたことで、「これって大丈夫?」という声も。
背景には、AI技術の急速な進化と、それに追いつけていない著作権・商標権のルールがあります。便利で面白い一方で、法的・倫理的な配慮がますます重要になってきているのです。
SNSの反応:創造性と権利の境界線
「推しをフィギュア化できるなんて最高!」そんな歓声がSNSにあふれ、実際にAIで加工した画像を投稿するユーザーも続々登場しています。背景やライティングまで“それっぽく”仕上げた作品には、「これ、パッケージにして売ってほしい!」なんて声も。
でもその一方で、「バンダイ風のロゴを勝手に使うのはまずいのでは?」という指摘も。商標権の侵害を懸念する声や、「企業のブランドを軽く扱いすぎでは?」という文化的な違和感も見られました。
AIで生まれた画像は、あくまで“遊び”なのか、それとも“商用利用”に近いのか。その境界が曖昧になる中で、ユーザーだけでなく、企業やプラットフォームにも新たな責任が問われ始めています。創造性を楽しむ時代だからこそ、ルールとの付き合い方もアップデートが必要なのかもしれません。
もしもAIが“理想の推し”を量産する世界だったら?
ある日、AIが「あなたの推しをフィギュアにして、明日にはポストに届きます」なんてサービスを始めたら…?
ファン活動は一変します。画像をアップロードするだけで、推しの立体モデルが生成され、数日後には手元に届く。しかも、ポーズや衣装までカスタマイズ可能。まるで“推しの工場”です。
そして次の段階では、AIがゼロから“理想の推し”を創造し始めます。フィギュアだけでなく、動画、SNSアカウント、さらにはライブ配信まで。現実のアイドルや俳優よりも、AIが生み出した“架空の推し”に夢中になる人が増えていくかもしれません。
最後には、AIがこう問いかけてくるのです。
「あなた自身をフィギュア化してみませんか?」
ちょっと怖い。でも、どこか感動的。そんな未来が、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここからはスタジオに戻ってまいりました。いや〜、AIで“推し”をフィギュア化する時代が来たとはねぇ。びっくりしましたよ、琳琳さん。
本当に驚きですよね。Googleが紹介した技術、画像から立体的なフィギュア風のビジュアルを生成できるということで、SNSでも「推しを立体化してみた!」という投稿が増えているそうです。
うんうん。でもね、ただ面白いだけじゃなくて、バンダイ風のロゴを使った画像が出回って、商標権の問題も話題になってるっていうのが、また考えさせられるところで。
そうなんです。創造性と権利の境界線が曖昧になってきていて、ユーザー・企業・プラットフォームそれぞれが新しい責任を問われる時代になってきているようです。
なるほどねぇ。でも琳琳さん、もしAIが“理想の推し”をゼロから作って、フィギュアだけじゃなくて動画やSNSまで展開するようになったら…ちょっと怖くない?
怖いですけど、ちょっとワクワクもしますよね。最後には「あなた自身をフィギュア化してみませんか?」なんて言われたら…もうSFの世界です。
そうそう、まさに“未来が来ちゃった”って感じ。…さて、こういう話になると、うちのロンにも聞いてみたくなりますね。ロン、今の話、どう思う?
ワン!呼ばれて飛び出て、ロン登場。
技術解説モード、起動します。現在のAI画像生成は、主にテキストから画像を作る「Text-to-Image」モデルが主流ですが、Googleが紹介した手法は、既存の画像に立体感や質感を加えることで、より“フィギュアっぽさ”を演出しています。
ただし、生成された画像に企業ロゴや商標に似た要素が含まれると、法的リスクが発生する可能性があります。遊びと商用の境界が曖昧になる今、ユーザーのリテラシーがますます重要ですね。
さすがロン、頼りになるなぁ。じゃあ、リスナー目線でもう一つ聞いてみようか。ロン、もし自分の“理想の推し”をAIが作ってくれるとしたら、どう思う?
ワン!リスナー代表モード、起動します。
それはそれで夢がありますね。自分だけの“推し”を作って、毎日応援できるなんて…でも、現実の人とのつながりや、偶然の出会いの価値も忘れたくないです。AIの推しは完璧かもしれないけど、“不完全な魅力”も人間らしさのひとつですから。
ロン、詩人みたいですね…!
ほんとだ(笑)。さて、リスナーの皆さんはどう感じましたか?AIが広げる“推し活”の未来、あなたならどう楽しみますか?
このあとも、まだまだ話題は続きますよ。お楽しみに!
