麻生氏の沈黙と進次郎氏の言葉に見る総裁選の裏側
田崎史郎氏 麻生太郎氏が推す総裁の名前「ギリギリまで引っ張って…」 進次郞氏へ「火中の栗は拾わねえな」と発言の真意も解説
https://news.yahoo.co.jp/articles/380bb1b51ba46e0bfd8b38eef6a1896dcb0f6577
目次
- 1: ニュース解説:麻生氏の沈黙と進次郎氏の言葉の真意
- 2: ネットの反応:鋭い分析か、古い政治か
- 3: もしも進次郎氏が総裁になったら?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
ニュース解説:麻生氏の沈黙と進次郎氏の言葉の真意
「ギリギリまで引っ張る」──これは、田崎史郎氏がテレビ番組で語った麻生太郎氏の“総裁選戦略”を表す言葉です。誰を推すか、名前を明かさずに沈黙を貫く麻生氏。その姿勢は、まるで将棋の終盤戦。相手の手を見極めてから、自分の“決め手”を打つ構えです。
一方、小泉進次郎氏の「火中の栗は拾わねえな」という発言も話題に。田崎氏によれば、これは「リスクの高い局面では動かない」という意味。つまり、総裁選という“火の中”に、今はあえて手を出さないという慎重なスタンスです。進次郎氏らしい、言葉遊びの中に本音がちらり。
背景には、岸田政権の支持率低下や派閥の思惑が複雑に絡んでいます。麻生氏が誰を推すか──その一手が、総裁選の流れを大きく左右する可能性があるのです。
ネットの反応:鋭い分析か、古い政治か
麻生氏の沈黙と進次郎氏の“火中の栗”発言が話題になる中、SNSではさまざまな声が飛び交っています。
「田崎さんの読み、さすが」「進次郎は慎重でいい」といったポジティブな反応もあれば、「また田崎氏の忖度か?」「麻生さんのやり方、昭和すぎる」「進次郎は結局、口だけじゃん」といった辛口コメントも目立ちます。
特に若い世代からは、「裏で決まる政治」に対する違和感や、「そろそろ世代交代してほしい」という期待がにじみ出ています。一方で、「結局、誰がやっても変わらない」という冷めた声も。
総裁選をめぐる議論は、単なる“誰がなるか”だけでなく、政治の透明性や世代交代への希望と不安が交錯する、まさに“国民の鏡”のような様相を呈しています。
もしも進次郎氏が総裁になったら?
もしも──麻生氏が「ギリギリまで引っ張った末に」進次郎氏を電撃指名したら?
党内は騒然。保守派からは戸惑いの声、若手議員からは期待のまなざし。そして進次郎氏は、ついに出馬を決意します。
SNSでは「ついに世代交代か」「進次郎なら政治が面白くなるかも」と若者層を中心に支持が急上昇。かつて“ポエム”と揶揄された語り口も、今や「言葉で政治を動かす」新スタイルとして再評価されはじめます。
街頭演説では、「環境は、未来への手紙です」「子どもたちの笑顔が、政策の羅針盤です」と、詩的な言葉で政策を語る進次郎氏。その姿に、政治への関心がじわじわと広がっていきます。
そして総裁選に勝利した夜、進次郎氏はこう語ります。
「火中の栗は、拾ってみたら案外甘かった」
皮肉にも聞こえるその言葉は、挑戦の苦さと達成の甘さを同時に伝える、ちょっと感動的な一言でした。
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここからはスタジオに戻ってまいりました。いや〜、進次郎さんの「火中の栗は拾わねえな」、あれはなかなか味のある言葉でしたねぇ。
そうですね。田崎史郎さんの解説によると、あの発言は「リスクの高い局面では動かない」という意味だそうです。総裁選という“火の中”に、あえて手を出さない慎重な姿勢を示していると。
でもね、琳琳ちゃん。慎重なのはいいけど、政治って“拾わなきゃ始まらない”場面もあると思うんですよ。火中の栗、誰かが拾わなきゃ、いつまでも焦げたままですから。
確かに。SNSでも「進次郎さんは口だけじゃないか」という声もあれば、「慎重で好感が持てる」という意見もあって、賛否が分かれていましたね。
そうそう。麻生さんの“ギリギリまで引っ張る”っていうのも、昭和の政治っぽいって言われてましたけど、あれはあれで駆け引きの妙なんですよ。将棋の終盤みたいなもんでね。
ちなみに、もし麻生さんが進次郎さんを電撃指名したら──という仮説も、ネットでは盛り上がってました。「世代交代の象徴になる」「政治が面白くなるかも」って。
うんうん。進次郎さんが“ポエム”って言われてた頃から考えると、もしそれを逆手に取って政策を語るスタイルを確立したら、それはそれで新しい政治の形かもしれませんね。
さて、ここでちょっとロンにも聞いてみましょうか。ロン、進次郎さんが総裁になったら、どんな変化が起きると思う?
ワン!ご指名ありがとうございます、ふもとさん。
進次郎氏が総裁になった場合、政治コミュニケーションのスタイルが大きく変わる可能性があります。従来の“論理と数字”中心から、“言葉と感情”を重視する方向へ。これは、若年層の政治参加を促す効果も期待できます。
また、環境政策や地方創生など、進次郎氏が関心を持つ分野が前面に出ることで、政策の優先順位にも変化があるかもしれません。
なるほどねぇ。ロンはいつも冷静で的確だなぁ。琳琳ちゃん、ロンに解説されると、ちょっと嫉妬しちゃうんじゃない?
ふふ、負けてられませんね。でも、ロンは“火中の栗”もデータで拾えるんですから、頼もしいです。
さあ、総裁選はまだまだこれから。誰が拾うのか、誰が焼けどするのか──注目していきましょう。
このあとも、ニュースの裏側を“読むラジオ”でお届けしますよ。
