女性閣僚2人に“がっかり”の声──高市内閣とジェンダー平等の現在地
46歳女性フリーアナが高市内閣女性閣僚2人に不満「がっかり…わかってないなー」に意見続々
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7610814198f3c026bec558556e9af706bd56543
目次
- 1: ニュース解説:女性閣僚2人に対する“がっかり”の声とその背景
- 2: ネットの反応:賛否両論が交錯するSNSの声
- 3: もしも:女性閣僚ゼロだったら?──逆張りの未来予想図
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
ニュース解説:女性閣僚2人に対する“がっかり”の声とその背景
「えっ、たった2人?」──高市早苗首相が率いる新内閣で、女性閣僚が片山さつき財務相と小野田紀美経済安保担当相の2人だけだったことに、SNSでは“がっかり”の声が広がっています。とくに注目を集めたのが、フリーアナウンサー根本美緒さんの投稿。「わかってないなー」「SDGsの時代にこれはない」といったコメントが共感を呼び、ネット上で議論が活発化しました。
でも、そもそも“女性が少ない”って、どれくらい問題なの?──実は日本の女性政治参画の国際順位は、2023年時点で139位(IPU調査)。この数字、世界の中でもかなり下位なんです。さらに高市首相は「数ありきではない」と発言しており、単なる人数の問題ではなく、“構造的な課題”が根深く存在していることが浮き彫りになっています。
「女性がいるだけじゃダメ」「何を語るかが大事」──そんな声が今、静かに広がっているのかもしれません。
ネットの反応:賛否両論が交錯するSNSの声
「女性初の首相なのに、これは残念…」「SDGsに逆行してない?」──根本美緒さんの投稿をきっかけに、SNSでは女性登用のあり方をめぐる議論が一気に加速しました。賛同派からは「期待してたのに」「もっと多様性を」といった声が相次ぎ、失望感とともに“ジェンダー後退”への危機感がにじみます。
一方で、反対派の意見も根強く、「能力で選ぶべき」「数合わせは逆差別」といった声が上がっています。「女性だから登用するのは違う」「実力主義であるべき」という主張は、ある意味で“平等”を別の角度から捉えたものとも言えます。
この議論、単なる人事批判では終わりません。むしろ、日本社会のジェンダー意識や政治構造を映し出す“鏡”として機能しているのかもしれません。SNSの声は、今の時代が抱える“もやもや”を、リアルに映し出しているのです。
もしも:女性閣僚ゼロだったら?──逆張りの未来予想図
もし高市首相が「性別による期待こそが差別だ」として、あえて男性閣僚だけで内閣を組閣したら──そんな“逆張り”の未来を想像してみましょう。当然、世間は大炎上。「女性初の首相なのに」「逆に時代遅れ」と批判が殺到し、SNSは連日トレンド入り。
その一方で、登用されなかった女性議員たちが立ち上がります。名前は「影の女性内閣」。政策提言や討論をSNSで発信し、共感と支持を集めていく様子は、まるで“市民派の革命”のよう。フォロワー数は瞬く間に数十万を突破し、メディアも注目する存在に。
そして皮肉なことに、これがきっかけで女性参画が加速──「こんな未来が現実になったら、皮肉だけどちょっと感動的ですよね」。逆風が追い風になる、そんな“もしも”の物語が、今の日本に問いかけているのかもしれません。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さてさて、今日のテーマは「女性閣僚が2人だけって、どうなの?」って話題なんですが…いや〜、SNSでもかなり盛り上がってましたね。
はい。高市早苗首相が率いる新内閣で、女性閣僚が片山さつき財務相と小野田紀美経済安保担当相の2人だけだったことに、フリーアナウンサーの根本美緒さんが「がっかり」「わかってないなー」と投稿して、そこから議論が広がったんです。
技術的に言えば、日本の女性政治参画率は国際的に見てもかなり低いです。年のIPU調査では139位。これは構造的な課題と言っていいでしょう。
