《グエー死んだンゴ》が問いかけたSNSとAI時代の“死後投稿”
「グエー」、臨終のユーモアがネット揺さぶる◆死の間際に投稿予約?がん研究機関に「香典」続々
https://news.yahoo.co.jp/articles/87873816172134b11d9abd6238f312520e3cb930
目次
- 1: 死後に響いた“グエー”──中山奏琉さんの投稿が社会に与えた衝撃
- 2: SNSの反応──笑いと涙、そして倫理的な問い
- 3: もしも“死後SNS”がAIで一般化したら?──感動と怖さが交錯する未来予想
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
死後に響いた“グエー”──中山奏琉さんの投稿が社会に与えた衝撃
「グエー死んだンゴ」──この一文が、SNSを揺さぶりました。
投稿主は、希少がんと闘っていた22歳の大学生・中山奏琉さん。彼が亡くなった直後、X(旧Twitter)に予約投稿されたこの“死後のギャグ”が、ネット民の心をつかんだのです。
ネットスラングを使ったユーモラスな表現は、悲しみと笑いを同時に呼び起こす不思議な力を持っていました。
「泣けるのに、笑える」──そんな感情が広がる中、「香典代わりに寄付を」と呼びかける声が生まれ、がん研究機関への支援が広がるムーブメントにまで発展したのです。
SNSの反応──笑いと涙、そして倫理的な問い
「最期まで笑わせてくれてありがとう」「草生えたけど泣いた」──中山奏琉さんの投稿には、冗談まじりの追悼コメントが相次ぎました。
ユーモアと哀しみが同居するその言葉に、多くの人が共感し、笑いながら涙するという不思議な感情を共有したのです。
一方で、「死をネタにするのは不謹慎では?」という声も一部に見られました。
SNSという場で、死をどう扱うべきか──その問いは、ネット文化と死生観の交差点に立ち、世代間のギャップや表現の自由についての議論を呼び起こしています。
もしも“死後SNS”がAIで一般化したら?──感動と怖さが交錯する未来予想
もし、AIがあなたの口調や感情を学習して、命日や記念日に“あなたらしい言葉”を自動で投稿してくれるとしたら?
そんな“死後SNS”が当たり前になる未来が、もしかしたらすぐそこにあるかもしれません。
遺された人にとっては安心感を得られる一方で、「それって本当に本人の意思なの?」というモヤモヤも残ります。
感動的でもあり、ちょっと怖くもある──そんな未来が、私たちのすぐ隣にあるとしたら。
中山さんの投稿は、そんな“死後のコミュニケーション”の可能性を、静かに問いかけているのかもしれません。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて、今日のテーマは「死後投稿」。SNSで話題になった「グエー死んだンゴ」、あれ、すごかったねえ。
はい。投稿されたのは、希少がんで亡くなった大学生・中山奏琉さんのX(旧Twitter)アカウント。亡くなった直後に「グエー死んだンゴ」と予約投稿されていて、SNSで大反響を呼びました。
技術的には、投稿予約機能を使って“死後に言葉を残す”という演出ですね。ユーモアと死が交差する、非常に現代的な表現です。
