DeNA左腕アンソニー・ケイ、メジャー復帰へ──NPBが開く“逆輸入”の未来
DeNAの30歳左腕が来季メジャー復帰へ…米記者伝える NPB2年で通算15勝、防御率2・53 16年メッツ1巡目指名
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ff47682dc2983b7198fae09d5d19b8bd05d2e4c
目次
- 1: NPBで再評価された左腕──アンソニー・ケイ、メジャー復帰の背景
- 2: SNSの反応──称賛と不安が交錯するファン心理
- 3: もしもNPBが“メジャー復帰保証リーグ”になったら?
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
NPBで再評価された左腕──アンソニー・ケイ、メジャー復帰の背景
「えっ、日本からメジャーに“出戻り”ってアリなの?」──そんな声が聞こえてきそうですが、まさに今それを実現しようとしているのが、横浜DeNAベイスターズのアンソニー・ケイ投手です。
2016年にメッツからドラフト1巡目で指名された彼は、MLBでは思うような結果を残せず、キャリアの岐路に立っていました。ところがNPBに活躍の場を移すと、2年間で通算15勝・防御率2.53という安定感を発揮。今季はなんと球団記録となる防御率1.74を叩き出し、再びメジャー球団の注目を集める存在に。
近年、NPBで再評価されてメジャー復帰を果たす“逆輸入”選手が増えている中、ケイの成功はその象徴的なケースとして語られそうです。
SNSの反応──称賛と不安が交錯するファン心理
アンソニー・ケイのメジャー復帰報道に、SNSはちょっとした“お祭り状態”。「NPBで結果を出してメジャー復帰、素晴らしい!」「努力が報われた瞬間だね」といった称賛の声が多く見られ、ファンの間でも“逆輸入成功例”としてポジティブに受け止める人が少なくありません。
でもその一方で、「来季のDeNAの先発陣、大丈夫か…」「ケイ抜けたら、また外国人ガチャ?」といった不安の声もちらほら。特にシーズン終了直後というタイミングでの報道に、「もう少し余韻を味わいたかった…」と複雑な感情を抱くファンも。
球団が前向きに送り出す姿勢と、惜しむファン心理──その“温度差”がSNS上で浮き彫りになっています。
もしもNPBが“メジャー復帰保証リーグ”になったら?
アンソニー・ケイのように、NPBで再評価されてメジャー復帰──そんな事例が増えていったら、NPBの立ち位置もガラッと変わるかもしれません。
たとえば球団が「メジャー復帰保証付き契約」なんて提示して、NPBがMLB再挑戦の登竜門として機能する未来。
ファンも「今年のMLB行き候補は誰?」と予想を楽しむようになって、NPBドラフトが国際的な注目イベントになる可能性も。
もちろん、「日本人選手の出場機会が減るのでは」という懸念もあるけれど、それ以上に世界中の才能が集まる舞台として、NPBがスポーツビジネスの中心地になる未来も夢じゃない。
ケイの成功は、そんな“もしも”を現実味あるものにしてくれたのかもしれません。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さてさて、今日の話題は「NPBからメジャーへ“逆輸入”」というちょっと珍しいルートを歩む選手、アンソニー・ケイ投手についてです。琳琳さん、まずはどんな選手なのか、ざっくり教えてもらえますか?
はい。ケイ投手は2016年にメッツからドラフト1巡目で指名された左腕です。MLBではなかなか結果が出ず、2023年から横浜DeNAベイスターズに加入。NPBでは2年間で通算15勝、防御率2.53という安定した成績を残しました。特に今季は球団記録となる防御率1.74を記録して、再びメジャー球団の注目を集めています。
技術的に見ても、ケイのゴロ率57.8%や平均球速152.2kmはNPBでもトップクラス。MLBのスカウトが「再評価」するのも納得の数字ですね。
