日本アカデミー賞の“忖度”説について本人に聞くと

この記事（冒頭の引用）を分かりやすく解説して

概要

日本アカデミー賞は、特定の監督や大手映画会社の作品が受賞を重ね、忖度(そんたく)が過ぎるのではないかと批判されています。今回もその傾向は変わらずで、同賞の象徴的存在である山田洋次監督(92)に世間の声をぶつけてみたようです。

日本アカデミー賞は、1978年に誕生し、今回で第47回を迎えました。授賞式では、事前に5作品分の優秀賞の発表が行われ、授賞式当日に最優秀賞が発表される流れです。つまり、前もって優秀賞に選ばれたことが、いわゆるノミネートと同じ意味を持っているのです。

山田洋次監督が手がけた「こんにちは、母さん」は今回、作品賞にノミネートされています。また、同作品に関しては、吉永小百合(79)が主演女優賞にノミネートされていることも注目されています。山田監督と吉永は共に日本アカデミー賞の常連として知られており、今回もご多分に漏れず“御尊顔”を連ねてきたわけです。

山田監督は昨年まで作品賞に20回もノミネートされ、その内の4回は最優秀賞に選ばれています。監督賞と脚本賞についても同程度の受賞回数を重ねてきた一方、吉永さんも昨年まで主演女優賞に20回ノミネートされ、その内の4回で最優秀賞に選ばれているそうです。映画評論家の吉田伊知郎氏は、山田監督の作品はほぼすべてが作品賞、監督賞、脚本賞のいずれかにノミネートされ、数回のうち1回は最優秀賞を取るというお決まりを繰り返してきたと語っています。

この話題についてネットの反応は？

ポジティブ派

「山田洋次監督の作品は日本映画の宝です。彼の才能と情熱に感謝します。」

「吉永小百合さんの演技は素晴らしい。彼女が主演女優賞にノミネートされるのは当然です。」

「日本アカデミー賞は、日本の映画業界を称賛する素晴らしいイベントです。」

ネガティブ派

「また山田洋次監督か。もう少し新しい才能にスポットを当ててほしい。」

「日本アカデミー賞はもはや信頼性を失っている。忖度がひどすぎる。」

「吉永小百合さんはもう引退すべき。同じ顔を見るのは飽きた。」

まとめ

山田洋次監督と吉永小百合さんの名前は、日本映画界に深く刻まれています。一方で、新たな才能にも目を向け、多様性を尊重することが、映画業界の発展につながるのではないでしょうか。