低視聴率ドラマ『全領域異常解決室』がまさかの映画化へ
映画化の期待度が低いフジドラマ
目次
- 1: フジテレビ『全領域異常解決室』劇場版の背景と注目点
- 2: もしも『全領域異常解決室』劇場版が大ヒットしたら?
- 3: この話題についてネットの反応は?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
フジテレビ『全領域異常解決室』劇場版の背景と注目点
フジテレビは、昨年放送されたドラマ『全領域異常解決室』の劇場版を来年公開すると発表しました。しかし、ドラマ版の平均視聴率は5.2%と低く、映画化に対する期待度は高くありません。にもかかわらず映画化に踏み切った背景には、同局の厳しい経営状況と映画事業への依存があると見られています。
背景・経緯
フジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスは、2026年3月期の業績予想を大幅に下方修正し、営業損益が120億円の赤字に転落する見通しを発表しました。過去には中居正広氏をめぐるトラブルでスポンサー離れが進み、CM収入が激減。こうした中、映画事業は数少ない収益源となっており、視聴率が低いドラマでも映画化による収益化を図る動きが強まっています。映画化には、既存のドラマファン層の動員やセット・映像の再利用によるコスト削減などのメリットもあるため、視聴率に関係なく企画が進む傾向があります。
今後の注目点
『全領域異常解決室』の劇場版がヒットするかどうかは、フジテレビの映画事業の今後を占う試金石となります。すでにヒットが確実視されている『教場』や『踊る大捜査線』の劇場版と比べると不安要素は多いものの、CM枠の多くを自社映画の宣伝に充てる“フジテレビ効果”が興収を押し上げる可能性もあります。テレビ局によるドラマ映画化の流れが今後も続くのか、視聴率と興収の関係性にも注目が集まります。
もしも『全領域異常解決室』劇場版が大ヒットしたら?
もしも『全領域異常解決室』の劇場版が、予想を裏切って大ヒットしたら?
公開初日、閑散とした劇場にぽつぽつと集まる観客。ところがSNSで「意外と面白い」と火がつき、口コミが拡散。週末には満席続出、藤原竜也演じる主人公の決め台詞がTikTokで流行り、関連グッズが売り切れに。フジテレビは“低視聴率ドラマの逆転劇”として特番を組み、映画業界は「視聴率より熱量」の新時代へ。
こんな展開が現実になったら、ちょっと痛快で皮肉ですよね。
この話題についてネットの反応は?
ポジティブ派
藤原竜也の演技が好きだから、映画版も観に行く予定!
ドラマは地味だったけど、設定は面白かった。映画で化けるかも?
低視聴率でも映画化するって、逆に挑戦的で応援したくなる
ネガティブ派
なんでこれを映画化?視聴率5%台でしょ…
ドラマ見てたけど、正直ストーリーが微妙だった。映画は厳しいかも
フジテレビ、もう映画製作会社になりたいの?
ふもとあさとの読むラジオ
いや〜、ドラマ『全領域異常解決室』の映画化、なかなか攻めてるねぇ。視聴率5%台からの劇場版って、ある意味ロマンだよ。
そうなんです。フジテレビとしては、映画事業が数少ない収益源になっている背景もあるようで…。親会社の業績も赤字予想ですし、映画化には“勝負”の意味も込められているみたいですね。
はい、あさとさん。テレビ局によるドラマ映画化は、制作コストの再利用や既存ファンの動員が可能なため、収益性の高い選択肢です。特にフジテレビのようにCM収入が減少している局では、映画事業が経営の柱になりつつあります。
