楽しんご「グリーン車で赤ちゃんギャン泣き」発言に賛否の声

ニュース解説：楽しんご氏の投稿が呼んだ波紋

「グリーン車で赤ちゃんがギャン泣きしてて、本当に嫌だった」──そんな率直すぎる一言が、SNSで大きな波紋を呼びました。投稿主はタレントの楽しんご氏。X（旧Twitter）にて、新幹線グリーン車での乗車体験を語り、「静かな空間を期待していたのに…」という本音を吐露しました。

この発言に対し、ネットでは「気持ちはわかる」「でも赤ちゃんは泣くもの」と賛否が分かれ、グリーン車の“静寂”という価値と、公共空間における“子育て支援”のあり方が改めて注目されることに。

静かに移動したい人と、赤ちゃん連れで移動せざるを得ない人──その両方が同じ空間にいるとき、どうすればいい？楽しんご氏の投稿は、そんな“共存のむずかしさ”を浮き彫りにしたのかもしれません。

ネットの反応：共感と批判が交錯するSNSの声

楽しんご氏の投稿をめぐって、SNSではさまざまな声が飛び交いました。まず目立ったのは共感派の意見。「静寂を求めてグリーン車に乗るのは当然」「本音を言ってくれてありがたい」と、言いづらい感情を代弁してくれたことに支持が集まりました。

一方で批判派からは、「子育て世代への配慮が足りない」「わざわざSNSで発信する必要があったのか」といった懸念の声も。公共交通機関は誰もが使う場所だからこそ、発言の影響力や配慮のあり方が問われるのです。

この議論は、単なる“乗車マナー”の話にとどまりません。公共空間における多様なニーズと寛容さのバランス──それは、現代社会が抱える根っこの課題でもあります。静寂を求める人も、泣く赤ちゃんを抱える人も、同じ空間でどう共存できるか。SNSはその“答えのない問い”を、私たちに投げかけているのかもしれません。

もしも：静音グリーン車が導入されたら…？

もしも、楽しんご氏の投稿がきっかけで鉄道会社が動いたら──そんな“ありそうでまだない未来”を想像してみましょう。

たとえば「静音グリーン車」なる新サービスが登場し、赤ちゃん連れの乗車を制限するルールが導入されたとします。静寂を求める人には朗報かもしれませんが、当然ながら子育て世代からの反発は避けられません。

その結果、「じゃあ親子専用車両も作ろう」となり、乗客は“思想”で車両を選ぶ時代へ──静かに過ごしたい人、子育てを応援したい人、それぞれが“自分に合った空間”を選ぶようになるかもしれません。

ちょっと皮肉な話ですが、こんな展開が現実になったら、私たちは改めて社会の分断と共感のあり方を考えさせられるはず。公共空間って、誰のもの？そして、誰の声が“正しい”の？そんな問いが、静かに浮かび上がってきます。

ラジオ形式トーク（ふもとあさと＆仲間たち）

あさと

さてさて、今日の話題は楽しんごさんのSNS投稿から広がった“グリーン車で赤ちゃんがギャン泣き”問題。いや〜、正直びっくりしましたよ。「本当に嫌だった」って、あそこまで言うかって。

琳琳

そうですね。X（旧Twitter）での投稿が話題になって、ネットでは「気持ちはわかる」「でも赤ちゃんは泣くもの」と賛否が分かれました。グリーン車って“静かに過ごせる空間”というイメージが強いですから、期待とのギャップがあったのかもしれません。

ロン

技術的に言えば、グリーン車は座席の間隔や遮音設計が一般車両より優れているため、静寂性を売りにしているのは事実です。ただし、赤ちゃんの泣き声は周波数的に通りやすいので、完全な静寂は難しいですね。