録画文化は終わるのか?レコーダー市場縮小の背景と未来
「見たい番組の録画」はもうオワコン？レコーダー市場の縮小や出荷台数減少が続く理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e1fbfe25dde1c9028397a6c9fab9c0a8537d9f6
目次
- 1: 「録画文化」の終焉とレコーダー市場縮小の背景
- 2: もしも未来の子どもたちが「録画ってなに?」と尋ねてきたら（ないない？）
- 3: この話題についてネットの反応は？
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
「録画文化」の終焉とレコーダー市場縮小の背景
テレビ番組の録画文化が急速に衰退し、レコーダー市場が大幅に縮小しています。年に約252万台だったBDレコーダーの国内出荷台数は、2024年には約104万台と、5年間で約58%も減少しました。背景には、ストリーミングサービスの普及、若年層のテレビ離れ、物理メディアの需要低下などがあり、録画という行為自体が時代遅れになりつつあります。
背景と意義
かつては「見たい番組を録画して後で見る」ことが一般的でしたが、現在ではスマホやタブレットでいつでも視聴できるオンデマンド型の視聴スタイルが主流です。録画には予約や保存の手間がかかり、視聴場所も限定されるため、利便性で劣るようになりました。また、ブルーレイディスクなどの物理メディアも需要が激減し、ソニーは2025年に生産終了を発表。メーカーも新製品の投入を控えるようになり、市場は縮小の一途をたどっています。
今後の注目点
それでも、レコーダーには高画質での永久保存や配信されない番組のアーカイブといった独自の価値が残されています。特に、地上波では見られない4K/8K放送や、配信対象外のローカル番組などを保存したい層には一定の需要があると考えられます。今後は、こうしたニッチなニーズに応える高付加価値製品や、アーカイブ文化の再評価が鍵となるかもしれません。
もしも未来の子どもたちが「録画ってなに?」と尋ねてきたら（ないない？）
もしも、未来の子どもたちが「録画ってなに?」と本気で尋ねてきたら――。ある日、祖父の家で見つけた古びたBDレコーダーと山積みのディスク。再生してみると、そこには若き日の家族が笑い合うホームビデオや、今はもう放送されない伝説の番組が詰まっていた。ストリーミングでは出会えない“記憶”が、物理メディアの中に静かに眠っていたのです。もし、そんな「デジタル遺産」が再評価される時代が来たら――ちょっと感動的ですよね。
この話題についてネットの反応は？
ポジティブ派
「もう録画なんてしない。NetflixとYouTubeで十分」
ストリーミングサービスの利便性を評価する声が多数。録画予約や保存の手間が不要になったことを歓迎する人が多いです。
「HDDに録って消すだけ。ディスクなんてもう使ってない」
物理メディア離れが進み、HDDやクラウドでの一時保存が主流になっているという実感が広がっています。
「スマホでどこでも見られる時代に、据え置き型レコーダーはもう古い」
モバイル視聴の普及により、テレビに縛られない自由な視聴スタイルが支持されています。
ネガティブ派
「昔の番組を高画質で残したいのに、レコーダーがなくなるのは困る」
アーカイブ目的で録画を続けている層からは、選択肢が減ることへの不安の声が上がっています。
「ブルーレイの生産終了はショック。録画した番組を保存できなくなる」
特にソニーの撤退に対しては、長年愛用してきたユーザーからの落胆が目立ちます。
「配信されないローカル番組やスポーツ中継は録画しか手段がない」
ストリーミングではカバーしきれない番組の保存手段として、レコーダーの必要性を訴える声も根強くあります。
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、というわけでお聞きいただいたのは、「録画文化の終焉」と題した特集でした。いや〜、時代は変わりましたなあ。琳琳ちゃん、あらためて、今のレコーダー事情ってどうなってるの?
はい、あさとさん。BDレコーダーの国内出荷台数は、2019年の約252万台から、2024年には約104万台にまで減少しているんです。背景には、NetflixやYouTubeなどのストリーミングサービスの普及、そして若い世代のテレビ離れがあると言われています。
なるほどねぇ。私なんかは、昔は「8時だョ!全員集合」を録画して、何度も巻き戻して見たもんですよ。あの「巻き戻す」って感覚、今の子は知らないんだろうなあ(笑)
そうですね。今はスマホで「いつでも・どこでも・好きなだけ」が当たり前ですから。録画の「予約」や「保存」っていう行為自体が、もう面倒に感じられてしまうのかもしれません。
でもね、私は思うんですよ。録画って、単なる視聴手段じゃなくて、「記録」なんですよね。家族の思い出とか、もう放送されない番組とか、そういうのを残しておけるって、すごく大事なことだと思うんです。
確かに、SNSでも「昔の番組を高画質で残したい」「配信されないローカル番組は録画しか手段がない」といった声も多く見られました。
よし、じゃあここで、我らが番組キャラクター・ロボット犬のロンに聞いてみようか。ロン、今の録画文化の衰退、どう見てる?
はい、あさとさん。録画文化の衰退は、技術の進化とユーザー行動の変化が交差する現象です。ストリーミングは利便性に優れますが、アーカイブ性や所有感では録画に軍配が上がります。今後は、クラウド録画やAIによる自動アーカイブなど、ハイブリッドな進化が期待されます。
おお〜、さすがロン。まるで家電評論家みたいだ(笑)
でも本当に、録画って「未来に残す」っていう意味では、まだまだ価値があるんですね。
うん。便利さだけじゃなくて、「残したいものがある」って気持ちも、大事にしたいよね。さて、このあとはリスナーの皆さんから届いた「私の録画エピソード」をご紹介します。ロン、次のコーナーのジングル、お願い!
ワン!録画の思い出、巻き戻して再生だワン!それでは、次のコーナーへどうぞ〜!
まとめ
録画は不便になった一方で、記録や保存の価値は残ります。今後はニッチな需要や新技術が鍵を握るかもしれません。