加害者Bの“その後”とSNSの怒り、そしてAIが照らすもしもの世界
《史上最悪の少年犯罪》「女子高校生コンクリ事件のビデオを鑑賞」「プログラマーとして月収40万円も…」28歳で出所した準主犯格Bのその後
目次
- 1: ニュース解説:加害者Bの出所後と社会復帰の現実
- 2: ネットの反応:怒り・嫌悪が多数派、冷静な議論も一部で
- 3: もしも:加害者Bが“事件を語るAI”を作り始めたら?
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
ニュース解説:加害者Bの出所後と社会復帰の現実
1989年に起きた「女子高生コンクリ事件」。その加害者の一人で、準主犯格とされたBは、少年院送致を経て28歳で社会に戻りました。文春の報道によれば、出所後のBはプログラマーとして働き、月収はおよそ40万円ほど。事件の凄惨さを知る世代からすると「そんな普通に社会復帰できるのか」という驚きが広がったのも無理はありません。
当時の証言には、犯行グループが“ビデオ鑑賞”をしていたという冷淡さや、Bの母親が賠償金を積み立て続けていたという家庭の事情もあり、事件の背景には複雑な内面と環境が絡み合っていたことがうかがえます。さらに1980〜90年代は少年犯罪が社会問題化し、少年法のあり方や更生支援の不足が議論されていた時代。今回のニュースは、個人の「その後」だけでなく、日本社会が抱えてきた“更生とは何か”という問いを改めて浮かび上がらせています。
ネットの反応:怒り・嫌悪が多数派、冷静な議論も一部で
文春報道が広がると、SNSには強い怒りや嫌悪の声が一気に噴き出しました。「被害者への冒涜だ」「加害者の“その後”を美談化するな」といった反応が多く、事件をコンテンツ化して消費する風潮そのものへの批判も目立ちました。
一方で少数ながら、「更生の難しさを直視すべき」「少年法や遺族支援の制度を議論するきっかけにすべき」といった、感情よりも制度面に目を向ける冷静な意見も見られます。
全体としては感情的反発が圧倒的に多いものの、その裏側には“社会は加害者とどう向き合うべきか”という、より構造的な問いを投げかける層も確かに存在していました。
もしも:加害者Bが“事件を語るAI”を作り始めたら?
SNSでの反発が渦巻くなか、もしもBがその空気から逃げず、むしろ自分の過去を外側から見つめ直そうと動き出したら──そんな“もしも”の物語を想像してみます。出所後のBは、プログラマーとしての技術を使い、ひっそりと事件再構成AIの開発を始めます。目的は過去を正当化することではなく、「自分が何をしてきたのか」を機械の視点で見直すため。
ところがAIは、淡々と事実を並べるだけでなく、ある日Bに問いかけます。「あなたは理解されたいのか、それとも許されたいのか」。その言葉にBは初めて、逃げずに向き合う必要性を痛感します。
やがてBは、このAIとの対話ログを匿名で公開します。すると社会は再び揺れます。「反省のポーズにすぎない」という批判もあれば、「更生とは本来こういうプロセスではないか」という声も上がる。もしこんな展開が現実に起きたら、皮肉にもAIが人間の過去を照らす時代を象徴する出来事として、私たち自身の価値観まで問われることになりそうです。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さて、ここまで女子高生コンクリ事件の加害者B、その“その後”とSNSの反応を振り返ってきましたが……いやあ、やっぱり反応は激しかったですね。怒りや嫌悪が中心で、社会の空気が一気にざわついた印象があります。
そうですね。特に「被害者への冒涜だ」「加害者の“その後”を美談化するな」という声が多く、事件をコンテンツ化することへの批判も強かったです。一方で、制度的な議論を求める冷静な意見も少数ながら存在していました。
データ的に見ても、強い感情を伴う投稿は拡散しやすい傾向があります。アルゴリズム上、怒りの声が目立つ構造ができてしまうのです。
なるほどねぇ。で、そこから“もしもBが事件再構成AIを作り始めたら?”っていう仮説ストーリーに入ったわけだけど……あれ、妙にリアルでしたよ。
はい。プログラマーとして働いていたという報道があるので、技術的には“あり得なくはない”設定なんですよね。AIが「理解されたいのか、許されたいのか」と問いかける場面は、読者の方にも考えるきっかけになると思います。
AIは感情を持ちませんが、行動の整合性や論理的矛盾を指摘することはできます。もし本当にAIを作ったなら、B自身が最も直視したくない部分を突かれる可能性は高いでしょう。
ところでロン、もし君がそのAIに搭載されていたら、どんな質問を投げかけるんだい?
そうですね。「あなたは過去を説明したいのか、未来を変えたいのか」と聞くでしょう。
うわぁ……それ、かなり刺さりますね。
刺さるねぇ。人間でも答えにくいよ、それ。
AIは事実を整理するだけですが、人間は“どう見られるか”を気にします。そのギャップが大きなテーマになるのです。
でもさ、もし本当にAIとの対話ログを公開したら、またSNSが荒れそうだよね。
はい。「反省のポーズだ」という批判も出るでしょうし、「更生のプロセスとして意義がある」という声も出るでしょう。結局、社会の価値観が問われることになります。
いやぁ、AIが人間の過去を照らす時代って、もう来てるのかもしれないね。
では最後にまとめです。今回の報道をきっかけに、加害者Bのその後が注目され、SNSでは怒りや嫌悪が多数派でした。一方で、少年法や更生支援、遺族支援の制度を見直すべきという冷静な議論も存在します。
そして“もしも”の物語として描いたAI開発の仮説は、現実の技術進歩を踏まえると完全な空想とは言い切れません。AIが過去の行動を再構成し、人間に問いを投げかける未来は十分あり得ます。
つまり今回のニュースは、“加害者の社会復帰”“更生のあり方”“SNSの反応”“AIと社会”といったテーマを一度に考えさせられるってことだね。事件の重さは変わらないけど、そこから何を学ぶかは、今を生きる私たち次第です。
